ケノは、ナンバーズによく似た数当てゲームで、 その起源は、紀元前1100年の中国にまでさかのぼります。 当時は万里の長城の建設資金もこれでまかなわれたとも言われています。 アメリカ大陸へは、今世紀はじめ、西部劇等でおなじみの 大陸横断鉄道を建設するためにやってきた中国人労働者たちによって 紹介されました。その当時、ケノは「中国くじ」と呼ばれ、 中国人労働者だけでなくアメリカ人労働者の間でも、 過酷な労働の合間の娯楽として人気を博しました。 今日、日本では、ケノまたはキノと呼ばれて親しまれています。 |